リハビリメイク

 今日は比較的に暑さがおさまっていますが各地で豪雨が起こっているようです。夏のスコールは日本で当たり前になってしまいました。災害級の大雨はご勘弁を…と願います。私は先日久しぶりにノコギリクワガタを見つけました。大体毎年近くの森林からやって来ていたのですが近年は暑さのためか見かけず、本当に久しぶりです。大きなカマ(クワ)が私の指先をつかんで元気いっぱいでした。


 8月4日に左門町にあるお客様のもとに「花盛り」100号の作品をお届けに行きました。銀座柳画廊の野呂副社長とスタッフの方々とみんなで運びました。お客様はかづきれいこ様とおっしゃって化粧品会社の社長さんです。(名前を出すことに許可をいただきました。ありがとうございます。)かづきれいこ様はウィキペディアにも載っていらっしゃる方でお年は73歳なのですが全くそうは見えなくまさに美魔女で初めてお会いした時は本当に驚きました。とても気さくで若々しい方でオフィスの会議室に作品を飾っていただきました。壁のやわらかな色合いととても良くあっていてこれからたくさんの方々にこの作品が見ていただけると思うととてもうれしいです。


 ちょうどかづきれいこ様が今週発売された女性自身に載っていることを知りました。私も購入し、じっくり読ませていただきました。かづきれいこ様は大阪万博でご自身が提唱するリハビリメイクを行ったそうです。リハビリメイクとは例えばケロイドなどが顔にあったり、あざがあったりして顔にコンプレックスを持ち生活に潤いを持って過ごせない方々に行うメイクです。普通すっぴんからきれいになる(0〜10へ)とは違い「「マイナス〜〇〇へ」を目指しているのよ」とかづき様はおっしゃってました。それを万博で実演された記事でした。


 かづき様自身、昔ケロイドがあり厚い化粧で隠し赤でめきんと呼ばれ笑われたそうです。赤でめきんと呼ばれてもケロイドが見えるより良いと思って過ごされたとのこと、記事には詳細に書かれておりました。その後、自身が30代の時一から事業を立ち上げ今までご苦労もありながら精一杯化粧品の開発と経営をなされてきたとのことでした。記事をぜひ読んでほしいと思いますが本当に頭が下がる思いです。


 メイクをメンタルヘルスの一つ医療の一つと考えるかづき様、今会社が医療専門のビルにあることをすごく嬉しそうに私に話してくださいました。そんな方に作品が愛されまた皆様の心の健康の1役を担えると思うと本当にうれしいです。