個展への道~作品紹介⑬

Hortensia F4号
Hortensia F4号

 画廊というと皆様敷居が高いなあーと思ったり、買わされるんじゃないかなあーと思ったりするようです。私も最初は色々変な偏見があったから人のことは言えないけれど…。今回展覧会をひらく銀座柳画廊はとても居心地がよくてフレンドリーな画廊だと思います。それはオーナーである野呂社長や野呂副社長の方針というか御人柄によるものです。


 銀座柳画廊と出会い約10年が経ちました。私が結婚してすぐにお声がけいただいた画廊です。家人は画廊というと銀座柳画廊の雰囲気しか分からないです。しかし、たくさんある銀座の画廊でも企画展示のみを扱い独自の発信をしている銀座柳画廊はとても良いなぁーと思っています。私はあまりうまく人と付き合えないのでただ一方的にこうでしょこうでしょこうでしょと言われると頭がぐちゃぐちゃになってしまいます。それで何度失敗したか…༎ຶ⁠‿⁠༎ຶわかりません。


 銀座柳画廊の方々は皆さんまず聞いてくれます。聞いて私の思いを飲み込んだ上で、意見をおっしゃってくださいます。ですから、私もぐちゃぐちゃにならずやっていけて、こんなに長くお付き合い出来ているのだと思います。本当に感謝です。今回の展示でも多くのご尽力をいただきました。展示期間中も大変お世話になると思っています。私だけじゃなく皆さんがいると思うととても心強いです。



 さて今日ご紹介させていただく作品は「Hortensia」F4号油彩画です。先の作品の姉妹作になります。アナベルの中でもピンク色が可愛らしいピンクアナベルの群生を描きました。アナベルは、アジサイ科アジサイ属に分類される落葉性低木で、別名「アメリカアジサイ」と呼ばれます。6〜9月頃に直径20〜30cmの大きな白い花を咲かせます。一般てきなアナベルは咲き始めはグリーンがかっていますが、徐々に白く変化していきます。 咲き始めがピンクで咲き進むにつれて緑色に変化するものを「ピンクアナベル」といいます。


 手のひらよりもまだまだ大きなアジサイです。アナベルの花言葉は「ひたむきな愛」「辛抱強い愛情」など、生命力の強さや長期間花を咲かせることからつけられたとされています。この作品はもちろん、私の絵画を長く気に入っていただき長く愛していただけることを心から願います。








【松沢真紀展 -brillant-】

2025年5月21日(水)〜30日(金) 期間中無休

平日:10時-19時 土日:11時-18時 

※5月30日(金)は画廊の夜会のため21時まで