やっと雲が切れてきました。今朝は嵐の雨になり、アトリエにもレインコートを着て出発でした。こんな雨が個展にぶつからないといいなあ~といつも考えてしまいます。最近は神経質になってしまいなんだかんだ悪夢をみたり歯ぎしりしたりと気分の変化が激しいです。
それだけ待ち遠しく感じている3回目の個展です。今日も個展の作品紹介をさせていただきます。今日の作品は「宵の月」F6号油彩画です。私にしては珍しい?宵闇の作品で小田原城址公園の松と桜を画題に描きました。こちらを取材したのは昼間だったので本当にこの光景をみたわけではありません。私の中で想像の翼が羽ばたきこの作品が出来ました。
小田原城址公園は子どもの時からの何度となくいった事があり城といえばこの城が私の原点です。最近はお城もブームになって外国人観光客も多くてにぎやかな小田原城址公園ですが、ちょっと裏に回ればまだまだゆっくり楽しんでいられます。
桜を描くよりも、北条家の歴史を感じられる場として描きたかった表現したかった作品です。時の流れの中で息づく風雅な眺めを感じていただけると嬉しく思います。
松沢真紀展-brillant-
2025年5月21日〜30日
銀座柳画廊