個展への道~作品紹介①

花盛りF100号
花盛りF100号

 昨日は、雨が激しく降って嵐のような天気でしたが今日は朝からとても気持ちがよく初夏のような天気です。水たまりがキラキラと輝き雨露を受けた葉が生き生きとしています。今日で私・松沢真紀の個展までちょうど2週間となりました。わー!!わーー!と心の中で叫びつつ…それでも待ち遠しい個展です。連休前に出したご案内状も順調なら今日お客様のもとに届く予定です。今日から私の展示予定作品のご紹介をさせていただきたいと思います! 


 やはり最初にご紹介するのは、今回のメイン作品「花盛り」F100号油彩画です。茨城県龍ケ崎、般若院にあるエドヒガンザクラで樹齢推定500年以上といわれ、「龍ヶ崎のシダレザクラ」として茨城県の指定文化財・天然記念物です。高さ10メートル以上、幹回り約5メートル、枝張り東西約15メートル、南北約22メートルの茨城県最大級の巨木です。


 今回の展示作品を制作している時、私の中で枝垂れ桜が描きたいという欲求がありました。なぜだか分かりません(笑)。そこで関東でも有名な枝垂れ桜をネット検索し、ここの枝垂れ桜を発見しました。私の理想以上に美しい形の枝ぶりにうっとり…早速満開の頃に合わせて取材に出かけました。


 龍ケ崎市は別に海が近いわけでもないのですが、龍?と疑問に思っていました。調べると町の形が龍のようだから?とか龍ケ崎氏がいたから?とかなんだかはっきりしません。地名が立派だからそれでオッケー(笑)というところなのでしょうか。般若院はキレイなお寺でした。小さいけれど、玉砂利がしっかり整備されすがすがしい場所でした。


 私が取材しているとちょうどその朝地方テレビで紹介されたらしく、人がどんどん増えていき(⁠・⁠o⁠・⁠;⁠)一本の木に人人人…。適当なところで退散です。それでもこころに桜が咲いた様な気持ちで私はこの作品を描きました。描いている時は本当に幸せな気持ちで過ごせた1枚です。

 

 

松沢真紀展-brillant-

2025年5月21日〜30日

銀座柳画廊