年齢不問

 バラが終盤を迎え、あじさいがとってもきれいな季節になりました。関東の梅雨入りはまだなようですが朝晩が涼しいこの陽気が夏も続けは良いなあと考えてしまいます。あじさいの種類が昔よりも増えた気がします。ガクが大きくなりカラフルになり、、品質も良くなったのではないでしょうか。あじさいは根がしっかりと深く根付くため山の斜面や川岸に多く植えられます。見た目にもうれしい垣根が出来上がるのです。



 さてさて、最近「老害」という言葉があるそうです。おとしをめした方に対する失礼極まりない言葉で、不快な言葉だと思います。たしかに、年齢が上であるというだけでなにか特権を持っているように考える人もいてそれが若い人には不愉快だったから生まれた言葉なのでしょうが。翻って、若い人たちに害がないかというとそんなことはありません。昨日の報道番組でも渋谷で若い人や外国人が立ち飲みや路上で座り込む姿がありました。渋谷では禁止条例を検討しているようです。


 私は年齢によって「老害」「若害」と言い合う事自体が残念です。そうやって簡単に年齢差別をして世代間闘争を盛り上げるような報道の仕方が残念でなりません。高齢者vs若い人みたいな安直な観念に待ったをかけたいです。冷静に「それぞれの人にが悪い所があり良い所がありだよね」という考えができるのが基本ではないでしょうか。多様性、多様性と盛んにいわれている今日この頃、このような年齢差別で問題を矮小化するのはもうなしにしてほしいなぁーと感じています。