世間的にゴールデンウィークの真っ最中という事ですが、もう夏のような日差しが感じられる今日です。ゴールデンウィークは英語だから外来の風習のような気がしますが、日本独自のものです。一節にはこの期間に集客が減ってしまう映画会社が宣伝のために作った名前だといいます。流石に今年は人がたくさん出ているようでラシオの道路状況も長く頻繁に流れていました。
毎年の事ですが私はゴールデンウィークには極力外出やイベントを避けて、作品制作に没頭しています。何時もよりゆっくりした時間が流れて集中して制作できる気がするのです。今制作しているのは大きな作品で2作品同時に交代しながら描いています。今年取材にいった竜ヶ崎の枝垂れ桜と家の近くで毎年観ている枝垂れ桜の作品です。100号と50号で描くことにしました。
竜ヶ崎の枝垂れ桜は樹齢500年以上と言う事で花の魅力はもちろんですが幹もとても美しい大樹です。苔むした緑が魅力的に表現出来たら良いと思っています。近所にある枝垂れ桜は少し種類が違うみたいです。花が細かく、咲き始めは白っぽい花なのですか、少し赤みが濃くなってから満開になります。細かい分レースのように風になびきます。毎日観てますからとても親近感がある木です。
大きな作品は大変ですが、何時と違うモチベーションで作画に取り組めます。私にとってはこれが一番充実し実りあるゴールデンウィークだと思っています。