般若院枝垂れ桜

桜の開花宣言がありましたがまだまだ満開にはいたらなく、日本人の8割くらいの人がソワソワしているのではないでしょうか。私もその一人で今日は夢の中に花吹雪が出てきました。満開予想は雨マーク続きの天気予報でそれもあって気がそぞろでした。


 でしたが…やっぱり我慢の限界が来ました!!(笑)今日は待ちに待った桜の取材です。一足早く満開になった枝垂れ桜を観に茨城県龍ケ崎市の般若院に行ってきました。辰年に竜ヶ崎、ここには推定樹齢500年の大きな枝垂れ桜があります。県指定の天然記念物となった枝垂れ桜です。500年前というと室町時代の衰退期で織田信長は生まれていません。武田信玄が3歳です(笑)。その時に生まれた枝垂れ桜が今も私の目の前にあります。


 朝早く始発の次の電車で龍ケ崎市へ。そこから関東鉄道竜ヶ崎線で竜ヶ崎駅徒歩約20分で般若院に到着しました。境内はそんなに大きくなくて桜が見えない????!!!と思い焦りました。しかし他にもお客様が来ていて皆さんについて裏の墓地にまわると…あります!大きな大きな枝垂れ桜です。横に広がる種類の枝垂れ桜で大きくせり出した枝が幹くらい太くてびっくりしました。朝なのですがそれでも少なくないお客様がいました。私が少しスケッチをしているとチラチラと目線が……苦手な目線です(泣)。


 それでも、30〜40分くらい照れながら?頑張ってスケッチ。あとは写真資料をパシャリパシャリととりました。近くでみると、幹から雑草が出ていたり、地面からツクシが頭を出していたりと春ならではの風情です。枝垂れ桜というと東京の六義園が有名ですがあんなに雑踏がなく隠れた名所だなーと思いました。あー大きな枝垂れ桜を大きなキャンバスに描きたーいと心がウズウズする魅力いっぱいの枝垂れ桜です。


 ※私は竜ヶ崎という名前なので海沿いかなと思っていましたが海はありません。じゃー何でかなと調べると昔は海だったという事がわかりました。岬だったその形が竜に似ていてその先っぽだから竜が先=竜ヶ崎なのだとか(諸説あり)