朝はとても寒くなってこの時期らしい感じになりました。日中は暖かいから寒暖差がはげしく重ね着で対応しています。ですが脱いだら脱いだで荷物になってしまうので困ったものです。北陸能登半島を中心にまだまだ地震の大きな影響が出ています。出来ることがあまりないなら、今を精一杯生きていく事だと思います。
私は活字が好きなのでよく本を読みます。大抵は図書館でかりて読むので紙媒体の本です。今は電子書籍なるものがたくさん出ているようですが、まったく読みません。やはり紙が落ち着きます。図書館の本はものによってすごく古い物もあります。茶ばんだパリパリの紙が年代を感じます。
本の作りをみて昔の方が心にゆとりがあったのかな?と感じます。ただただ合理化節約に傾く中で作られている今の本と違う点がいくつもあるのです。たとえば本のリボン。しおりがわりについているあのリボンです。昔の本はどんなに薄い文庫本でもちゃんとリボンがついています。今の文庫はほとんどついてなくて宣伝を兼ねた紙が入っているだけです。本の表紙も昔はハードカバーと文庫でそれぞれデザインされていました。しかし、今は共通にしたものを多くみかけます。
値段は薄い文庫が330円など今では考えられない価格ですが、なんとなく愛おしいデザインだったり書体だったりします。時間がたくさんつまった本たちなのかなと思います。