アーティザン美術館



 今日は雨の1日になりそうです。今のところしもやけもなく順調にきていますが、寒さがます今日この頃どうなるかとちょっとビクビクしています。今年はしもやけ対策にビタミンE配合のハンドクリームと綿の手袋、気づいときにはマッサージをしていつも以上に気を使っています。



 先日、京橋にいきました。アーティゾン美術館で開催されているマリー・ローランサン展と野見山暁治展を見るためです。アーティゾン美術館は旧ブリジストン美術館で石橋財団の豊富なコレクションがあります。とても質の良いコレクションだと思います。アーティゾン美術館になってからは完全予約制で混み合うこともありません。ゆっくり見ることができる場所です。



 コレクションの中にはルノワールの描いた少女の座像があります。パトロんでに依頼されて描いた作品ですがとても丁寧な描かれた傑作だと思います。セルリアンタワーブルーの衣装が印象的です。何回か見ていますが今回新たな発見がありました。少女の白目の際に入ったブルーの色です。衣装と呼応するようなセルリアンブルーです。衣装より一段階彩度の高いセルリアンブルー。ルノワールマジック?で少女の瞳に吸い込まれそうでした。



 マジックには必ず種があります。私たちを魅了する絵画もなにか種があるはず、、私はそう思って作品を鑑賞します。構図、色彩、筆跡、何処かに何かが隠されているはず、、そう考えながら謎解きしながら作品を見るのも楽しみの一つだと思います。