オイルペーパー

 季節外れの温かな冬です。うちにいるサボテンにとってはとても過ごしやすい陽気になっていたら良いなぁと思います。夏に花を咲かせたうちのサボテンはそれでエネルギーを使い果たしたかのようにしぼんて、シワが寄ってしまいました。根腐れかと思い、季節外れの植え替えをしましたが果たしてちゃんと根付くか心配しています。





 作品も制作しやすい陽気です。しかしやはり冬場は乾燥が遅目で中途半端な作品がアトリエに並んでしまいます。乾燥の合間を使って新しい技法を試すことにしました。オイルペーパーというものに挑戦です。アルシュという高品質の水彩紙を出しているメーカーのもので、油絵の具でも描ける塗装をした紙です。



 もちろん普通の水彩紙では油絵は描けません。油が染みて紙がボロになってしまいます。しかしこのオイルペーパーは油絵の使える紙だそうです。ちょっと良い価格だけど試すことで色々新しい事が発見出来ればと思い購入しました。



 下絵の要領でバラを描いてみると、描き心地よくて油絵の良さと水彩の良さが両方楽しめる素材でした!!!これは気分転換にもなるし楽しい素材です。今度から下絵に使ってみたいと思います。



 画材は日々進化しているように思います。企業の努力に感謝!です★