ノーベル賞


 朝夕が寒く感じられる時期になりました。もう少ししたらアキバラやピンクのコスモスが見頃になるかと思ってワクワクします。ラジオから最近甲斐バンドの新曲が流れてきます。観光という変わったタイトルの新曲です。その歌詞の一部に「漆黒に近いブルーが無色透明に変わる」という言葉があって耳に残りました。一体どんな状態をイメージしているのでしょうか?村上春樹さんの著書に「限りなく透明に近いブルー」がある事を思い出しました。



 2023年のノーベル生理学・医学賞受賞に米ペンシルベニア大のカタリン・カリコ特任教授とドリュー・ワイスマン教授が決まりました。カリコ氏らは、遺伝物質「メッセンジャーRNA」を使ったワクチン開発の基盤になる成果を05年に論文で発表し、コロナワクチンの実用化に大きな役割を果たしたということです。こんなに早く、最近開発されたものに賞が贈られるのも若い現役教授に贈られるのも異例なようです。



 私も射ったコロナワクチンはこの人たちが開発したものが基礎になっているのかと思うとノーベル賞が身近に感じられました。昨日早速5回目のワクチン接種の予約をしただけにより一層そう感じられたのだと思います。副反応が少ないのも色んなタイプに変化するウィルスに対応できるのもこの開発のおかげなのだそうです。



 副反応が少ない??正直ちょっと疑問(笑)ですが…(・_・;)。比較対象がないからなんともいえません。私はほぼ副反応なしで今まで接種してきました。家人は結構難儀していました。ひどい人は3日間くらい寝込んだり、耳鳴りがあったとも聞きました。比較が出来ないからこのワクチンのおかげでコロナに罹っていないのかわかりません。しかし、ワクチンはあのコロナ禍で大きな希望になったことは確かです。