お盆休みが終わりいつもの日常が戻ってきました。観光地にはたくさんの人がつめかけたたようです。すっかりマスクもはずし、電車でもそのままの人がたくさんいます。反対にコロナ感染者が増えているようです。私の知り合いでも何人か感染したと聞きました。一週間前に会っていたあの人が!とニアミスが増えています。
最近読んでいる本はカミュの「ペスト」です。ちょうどコロナがピークだった時に再燃焼していた古典文学です。その当時私はあまり興味がなかったけれど、ふと目に留まったので読んでみることにしました。アルジェリアのオランという架空の町を舞台にした作品です。ペストが流行しそこで暮らす市民は完全に隔離されていつ自分や近親者がペストになるか?ということを考えながら暮らす日々が続きます。医者、ジャーナリスト、聖職者、知事...様々な人の立場と価値観からペストを巡る人間の心理を考察していくような?内容だと感じています。(素人なので間違ってるかも?)
話自体はとても面白いのですが、訳がとても古くてちょっと高尚な感じでよくわからないところが多いです。驚天動地?いううべくんば?なんだか難しい...翻訳者は私が生まれる前に亡くなっていました...。時代が違うのですね、仕方がないです。2021年に新訳が出たようです。こちらならもっと入り込んで読めるでしょうか?読み比べもまた一興ですね(*´∇`)♪