明後日から始まる展覧会を思うと、日々の生活の中少しのことでも心が揺れてすぐに浮わついたり、へこんだりと心が忙しい状態になってしまいます。作った料理があまり美味しくないなあ~と思っては次の日その次の日まで持ち越します。反対に美味しいねえといわれるとうきうきして2~3日反芻して思い出します。困ったやつになっている今日この頃です。
そう言ってはいても、展覧会はやって来ます。今日も「松沢真紀油彩画展-なぎさの輝き-」の作品紹介をしたいと思います。今日ご紹介させていただく作品は「舟を望む」F6号油彩画です。この作品は鞆の浦をモチーフにして描いた作品です。瀬戸内海にいってはじめて感じたのは、小型の漁船がたくさんあるということです。湘南江の島の海に親しんでいた私にとってちょっと瀬戸内海の象徴のように感じた風景でした。
瀬戸内海は浅瀬で小さな魚を捕ることが多いようです。ですから舟も小回りがきいて小さなものが多くありました。湘南のようにサーファー達が群れて浜辺=遊び場という感じはなくて生活の一部として海があるのを感じました。その中では鞆の浦は少し観光地になっているようです。昔ながらのひなびた風景の中にカフェやレストランがあありました。しかしそれも瀬戸内海の大きな懐に抱かれて景観にとけて邪魔しません。静かで優しい海と大地のコラボレーションを感じていただけると幸いです★
☆展覧会情報☆
松沢真紀 油彩画展 -なぎさの輝き‐
会期/2023年7月15日(土)‐ 23日(日)※18日休日
会期中営業時間/10:00‐17:00
会場/イノウエ商会 〒760-0029 香川県高松市丸亀町3番地13丸亀町参番街3階