猛暑の夏がやって来ました！西日本では線上降水滞が発生し、関東では今年はじめての猛暑日ということです。身体に堪える夏...毎年のことですが高校球児たちは本当に大変だなあ～と思います。私の住む街にも予選で使われるスタジアムがあります。時々見かける少年たちはみんな真っ黒です。

　さてさて、「松沢真紀油彩画展-なぎさの輝き-」ももうすぐ始まります。私の現地入りは21日からで、その間はスタッフの皆さんにすっかり任せてしまうという何となく贅沢しているようなもったいないような展覧会です(^o^;)。今日ご紹介させていただく作品は「催花雨Ｆ６号油彩画」です。この作品は高松の誇る日本庭園栗林公園を描いたものです。

栗林公園は特別名勝に指定されている文化財です。高松藩主の松平家が別荘として造りはじめて、３００年近く前に完成しました。文化財庭園としては日本最大の広さです！私が訪ねたときはちょうど梅が見事な時期で白梅も紅梅も一斉に咲いていました。「催花雨」という題名の意味は「花が咲くのを誘う雨」です。とてもきれいな言葉だと思います。この庭園風景につけるタイトルとしてはぴったりだと思いました。
静かで雨音のしないなかで合鴨や鷺鳥、錦鯉がひっそりと息づいていました。その幻想的な世界に魅力を感じて描いた作品です。

☆展覧会情報☆

松沢真紀 油彩画展 -なぎさの輝き‐

会期／2023年7月15日（土）‐ 23日（日）※18日休日

会期中営業時間／10:00‐17:00

会場／イノウエ商会 〒760-0029 香川県高松市丸亀町3番地13丸亀町参番街３階