ロシアの文学



 これぞ梅雨というお天気が続いています。一言雨雨雨...(^o^;)。ちょっと鬱陶しい気分ですがくさくさした気分でいてもしょうがないかなと思って過ごしています。晴耕雨読といいますが、私は制作することが仕事ですので晴れても雨でもあまり関係がありません。



 合間合間に読書をしています。この間「嵐が丘」を読み終わりました。今はプーシキンの作品を読んだり、ゴーゴリーの作品を読んだりしています全体的にロシアの古典作品が多いです。外国文学の名著として有名なのが多いせいでしょうか?ロシア文学はなんだかお伽噺のようです。遠い世界の出来事のように感じるメルヘンチックなアイテムが多く出てくるのです。サモワール、クワス、橇など馴染み無いものばかりです。特にサモワールが気になっています。



 サモワールはロシアの湯沸し器の名称です。湯沸し器といっても貴族の使う高級な物は素晴らしい装飾がなされ(画像で見た限り)美術品としても魅力的に思います。本当に日常的に使われているらしくお茶を入れるのはもちろんですが、濡れた靴下を乾かしたり、蒸気で部屋を暖めたりと様々です。サモワールのような顔とか言う文章があったのにもちょっと笑ってしまいました。



 ロシアの作品は皮肉が利いたもの、ユーモラスなものが多くて出てくる人物の性格も一癖あってとても楽しいです。和訳がちょっとへんてこで鼻につく時があると興ざめしますが大抵は楽しんで読めています。