カラマーゾフの兄弟



 桜が咲き揃ってきました。いよいよ今週末はお花見という感じですが、天気がちょっと不安定なようです。花が持つと良いのですが...(涙)。WBCの決勝ラウンドが始まるということでマスコミは大変盛り上がっています。TVは大変な視聴率を記録しているようですが、なぜか宮崎県では地上波がやっていないという珍現象が起こっているそうです。WBCのキー局がないということですが、あれだけ日本代表がお世話になって盛り上がっている宮崎県なのになんだか肩透かしです。



 さてさて、わたしはやっとカラマーゾフの兄弟を読み終わりました!ロシアの文豪ドストエフスキーの代表作、古典名著の作品です。長かったです。文庫本で5冊、紙かも一冊一冊が厚いです。覚悟して?読みました。人が言うほど読みにくいものではなかったなあ~というのが感想です。父親殺しの嫌疑がかかった息子の裁判がどうなるのか?というのがクライマックスですが、そこに至るまでの人間模様や宗教感やなんやらが盛り沢山で登場人物も盛り沢山なお話でした。



 今と違い血液鑑定や指紋鑑定がない時代の話でした。状況証拠のみで話が進み、さあ陪審員たちの結論は?という内容です(大雑把すぎですが)古典名著が読みやすいというのが一番の収穫です。よく考えれば皆に読まれているということはそれだけ読みやすいということなんだと考え直しました。ドストエフスキーのお話はもう何冊か読むつもりです。ゆっくり読んで気分転換しています。