卒業式



 2月は本当に短かったというのが今の心境です。あっという間に今日から3月に。北陸では春一番がふきました。いつも縮こまっていたように感じていた梅のつぼみがなんだか嬉しそうに見えます。さあ咲くぞ!と気合いが入って来たような?そんな気配です。植物たちはとても季節に敏感なんだなあと改めて思います。



 今日は卒業式だったという学校が多かったようです。今年の中学3年生、高校3年生はマスク生活のなかで学校生活を送ったちょっと稀有な世代となりました。卒業式はマスクでもマスクなしでもこだわらないという政府の方針が出ていたようです。私がもしこの世代だったらどちらを選んだかなあ~きっとその頃の仲良しだった友人にあわせて自主性の欠片もない選択をしていただろうと思います。



 よくマスメディア専門家が「このマスク生活が子供たちに与える影響は...」と議論していますがはじめてのことだし、当事者じゃあないし根も歯もないただの感想に聞こえて仕方がありません。この世代にとっては当たり前のマスクだったのですし、それで何かしらの事が失われたとかい言われたり同情?されたりしても、余計なお世話だと思うのです。少なくとも私だったらそう思ってしまいます。



 ですから、わざわざその事を取り上げて問題にするのではなく素直におめでとうございます。未来に向かって頑張ってねと伝えるのが一番のように思います。