動物を愛すること



 2月に入りました。梅の仄かな香りがするこの季節、ちょっと色味のない時期でもあるので、梅の色がひときわ引き立つように感じています。明日は節分です。恵方巻がコンビニエンスストアで売られるようになったのはいつからでしょうか?柊や鰯の頭を飾るよりも華やかで楽しめるようです(*´∇`)。



 最近ペットを飼うご家庭が特に増えているようです。子どもを育てる世帯数よりも動物を育てる世帯の方が多くなったと聞きました。そして犬よりも猫を飼う方が多いのだとか。それにともなって様々な問題も起きているのだとか...。昔からあるのは、無責任な飼い主による捨て犬捨て猫問題です。他には多頭飼育による崩壊や悪質なブリーダーの横行等があります。なんとかしなくてはいけない、動物を愛するなら考えないといけないことです。



 海外でも同じような問題があるようです。その打開策としてニューヨーク州ではペット販売を禁止する法案が可決されました。ペットショップで動物を売ってはいけないのです。劣悪なブリーダーが入り込む余地をなくすための大胆な措置です。欧米ではペットを売らない買わないが主流になっているのだとか。ですからペットを飼いたければ貰うという手段しかありません。保護動物や飼えなくなった知人から譲り受けたりするのです。とてもよいように思います。そもそも命の売買は腑に落ちない印象があった私です。こういった思いきった政策をとることのできる環境がもっと普通になればよいと思います。



 日本はまだまだそこまでいきません。ですが、これらの問題を真剣に考え自発的に保護動物を救おうというNPOや個人の取り組みが増えているように感じています。