外国文学



 北風が冷たく、太陽の光のなかでも寒さが厳しい気がします。朝の富士山はとてもきれいで清々しい反面、寒さを感じる雪化粧の姿です。お正月も終わって今日から市場も動き始めました。毎年行われるマグロの初競り、一時はとても注目されていましたが今年はどうだったのでしょうか?日本人は初物、新しい物が大好きな人種のようです。反対にヨーロッパにいくと何世紀も前のものがいまだに現役で使われていたりして、ちょっとしたカルチャーショックを受けます。



 最近ちょっと時間の空いたときに、昔の名作と言われる海外文学を読んでいます。そのなかでもちょっとはまってしまったのが、ジョージ・オーウェルという作家です。[1984]というわけではありませんが小説を書いた人といえばわかる人が多いと思います。イギリスのSF小説の名作です。私はこの[1984]の映画を観てこの人を知りました。はじめは難しくて全然わからなかったです。



 ですが小説の原作を読んで、小説の方が面白くて、オーウェルの著作を片っ端から読みました。すごく貧乏した時代の自叙伝や他の小説も面白くてすごく楽しめました。当時のパリやイギリスのお国柄?なんかもわかって興味深かったです。その流れで今は、ドストエフスキーやスタンダールなどに手を出しています。どれも思っていたよりも読みやすいので大作でも飽きずにゆっくりですが読めています。