展覧会巡り



 12月12日に今年の漢字が発表されました。戦いの意味の「戦」という感じに決まった時にまず浮かぶのはやはりロシアとウクライナの問題でした。悲しい現実があることを再確認した発表になってちょっと残念です。来年はもっと素敵な漢字が選ばれる事を願います。私の今年の漢字は「再」かなあ~と思います。再び大きな展覧会を無事に開催できた「再」コロナで会うことが儘ならなかった方々にも久しぶりに再会できた「再」、個展を終えての再スタートの「再」たくさんの人に支えられたことを改めて再確認した「再」。、、、という色々な意味での「再」です(*´∇`)。来年も頑張るぞ~~(笑)。



 さてさて、昨日は久しぶりに銀座と丸の内を巡り展覧会を梯子しました。籠っていた制作から少し離れて気分転換です♪まずはお世話になっている銀座柳画廊でボンタン玲子さんの個展を拝見しました。フランス在住の素敵なアーティストです。イソップの寓話を取り込んだ静物画を描かれます。とてもウイットにとんだ作風です。その後日動画廊でミニヨン展を観ました。大御所から現代のアーティストまで多種多彩な小作品が壁一面に並んでいてボリュームがありました。



 それから電車に乗り東京駅へ...三菱一号館美術館に行きました。ヴァロットンという木版画家の展覧会です。装飾的なナビ派の作家で非常にたくさんの作品があって見ごたえがありました。物語性の強い風刺が内包された作品群でした。



 東京駅はクリスマスムード一色でした。昨日は寒かったのに若いカップルや女性たちのグループがたくさんいて写真撮影をしていました。皆さんさすが都会的でおしゃれな装いで雨に濡れまいとレインコート姿の私は完全におのぼりさん?です。ちょっと場違いながらクリスマスの雰囲気に触れてリフレッシュした日になりました。