黄袋を作る

 


 キノウノアメハスサマジカッタ...(^o^;)思わずかたことになってしまうくらい(笑)激しい雨が打ち付けました。そのお陰で今日は朝から涼しく久しぶりに汗を流さずにアトリエに行くことができました。アトリエは外よりも暑く空気がこもっていましたが...急いで先ずは窓開けです。



 さてさて、個展への準備ですがこの間黄袋をたくさん製作しました。黄袋とは作品を保護するための黄色い袋のことでかつてはウコンで染められていました。ウコンには防腐剤の働きがあるので虫除けにもなっていたようです。特に膠を多く使う日本画には欠かせないものだったようです。今でも形式的に黄色い袋が使われています。作家によってはオリジナリティーのある柄の袋を使う方もいらっしゃるようです。市販品もあります。



 私は黄色い布を布屋さんで購入してミシンを使ってザクザク縫って作ります。いっぺんに何メートルもの黄色い布を買うのでいったい何に使うのかと訝しそうに見られることもあります(^o^;)。今回も10メートル以上購入したのでかなりの重量です。こうして黄袋を作るといつもいよいよ迫ってきたなあ~という感じがでてきます。



松沢真紀個展予定
10月7日(金)~15日(土)銀座柳画廊(詳細は追ってお知らせします。)