頑張る草花



 晴れが続くのはいつまででしょうか。梅雨の足音がにわかに聞こえてきました。アジサイの花が咲いて存在感が日に日に大きくなってきました。山椒の青い実も大きくなっています。雨に濡れると匂うどくだみの花が盛りです。最近は八重のどくだみが道端でもたくさんみられるようになった気がします。



 昨日は久々に谷戸山公園に行ってきました。大きな公園で湧き水の湧く場所があるので水生の動植物がみられますし、山でもあるのでナラやくぬぎといったおおがたの木もみることができます。生物の多様性が楽しめる場所です♪私は野草を色々観察するのが好きです。道端の草花も色々みますが、やはり集中して植物を観察するにはこういう公園にいくのがベスト。この日も楽しく散策ができました。



 植物にはかわいそうな名前がついているものも多いです。そのキテレツな名前のおかげで覚えてもらえる?という利点もありますが...(^o^;)。有名なのはオオイヌノフグリやへクソカズラです。他には、ママコノシリヌグイ...トゲが多くとても茎が頑丈な植物です。開花するとピンクのかわいい花がみられます。昔、継母がこの茎を使って継子をしかったからだという謂れをもちます。あと頭にイヌとつくもの(イヌナズナ、イヌゴマなど)は役に立たないものを意味するようです。ゴマに似ているのに食べられないとか何にも活用できないとか言う意味だそうです。



 昨日は始めて、チャノキを見つけました(*´∇`)チャノキはその名のとおりお茶の葉っぱの木です。新芽を積む恒例の茶摘みは5月のGWごろでしたか...今はもう緑色の実がついていました。椿の仲間なので今まで見つけにくかったしそうかなあと思っても確信が持てなかったチャノキです。今回やっと分かり(キャプションがついていました。)スッキリしました。葉を嗅いでもお茶の匂いはせず、やはり乾燥させたり焙煎したり?という行程が必要なのでしょうか。



 そのあと、家人と共にハキダメギクを見に行きました。私が見つけていつか教えてあげたいなあと思っていたハキダメギクの群生地?です。本当に小さな菊の花です。ですが、しっかり五枚の花びらを持った花です。コンクリートにも負けず生きている姿は本当に健気で可愛らしく思います(*´∇`)♪