ずーっと晴れが続き気持ちのよかったゴールデンウィークが終わり、季節はどんどん移り変わります。天気予報ではこれからしばらくは雨が降ったりやんだりと寒い日が続くようです。もう少し均等になってほしいと思ってみても神様は聞いてくれないようです(；^ω^)。今朝、ツツジが終わった街路の植木できれいな薄いピンク色の花が顔を出していました。ヒルガオのようです。ヒルガオは雑草の一種ですがしょかをかんじさせてくれる可憐さがあります。

　植物のことを観察していると人間が日々の暮らしに終われているうちにどんどん新陳代謝が進んでいることを感じます。人間以上に忙しいようにも思えてみんな生きるのに必死なんだと感じるのです。小さな草花は大変そうです。時期を見定めて「エイヤ！」と種を飛ばしできるだけ多くの子孫を残さなくてはいけません。近年では帰化植物(海外から種が入り日本で繁殖したもの)強くたくましい植物と競争も激化していますし交配種も出てきています。

　昔からあった植物も見た目はほとんど変わらずにどんどん西洋のものに置き換わってたりするというのです。例えばナズナも西洋のものと交配が進んでいます。オオイヌノフグリも日本古来のものではないようです(@_@)。私たちがボーっと生きているうちに植物はどんどんグローバル化が進んでいます。人間よりも柔軟に...。あるがままを受け入れ対応しそして子孫を残す...。強くたくましい生命体です。