通訳

 


世間のニュースはウクライナとロシア攻防が8割を占めて、日本にとっても他人事とは思えない事態になっています。最近ニュースを見ているとウクライナやロシアの記者会見を見ることも多くなってきました。そのとき気になるのが、同時通訳の質です。通訳者によってスッと内容が入ってくるときと何言ってるのか最後までわからない時があります。この違いは何なんだろうなあ~と思っていました。



 そう思っていたところ、ラジオで翻訳家の方が出演していて映画翻訳のコツについて話していました。翻訳家は外国の言葉以上に日本語を知らなければいけないという内容でした。直訳では表現できないニュアンスを短く場面転換をする前に口パクが終わる前に1~2行で書かなくてはいけないのが映画翻訳です。そのためには日本語を知らないといけないというのです。



この事を同時通訳に置き換えて考えればなるほど納得でした。その差が分かりやすい通訳、分かりにくい通訳に表れるのではないかと思いました。特に日本語は英語とは文法も違います。ですから直訳もしづらいように思いました。最近はTV局も慣れたらしいので、ライブ中継を終えてから一部でなく全てを解説してくれるようになりました。それを聞くことの方が主になってしまいました(^o^;)。