寒の戻り



 昨日までの暖かさが幻だったのかと思いました。今日はとても寒さが堪える1日となりそうです。一昨日の夜におきた地震ではまた東北で被害が出ています。私の親戚も宮城で暮らしています。親戚に直接の被害はなかったようでしたが、水漏れ等は起こったようです。向こうはまだまだ寒い日が多いと思います。早く落ち着いた環境に戻れようにと思うばかりです。



 昨日は春の銀座に行ってきました。道行く人たちはふわふわ、ヒラヒラした春の装いで暖かさを満喫しているようすでした。私は大学時代に学んだ教授の展示といつもお世話になっている柳画廊の展示を観に行ったのです。まず訪れたのは銀座七丁目にある広田美術です。大学生の時にお世話になりその後非常勤講師時代にもともにお仕事させていただいた教授が個展を行っていました。といっても、油絵ではなく木彫の作家です。大きな阿吽をモチーフにした像をメインに10点位?の作品が展示してありました。以前見ていた作品のイメージとガラッと雰囲気の違う作品になっていて幾つになっても攻め続ける姿勢にパワーを感じました。



 次にフランスゆかりの巨匠を展示している銀座柳画廊に行ってきました。ユトリロ、ミロ、ピカソに藤田嗣治...あまり観かけないギヤマンの作品もあってバラエティーに富んでいました。今回の展示は大きな作品がたくさんありました。額をいれると10キロ以上になるのではないかという作品もあって迫力がある展示です。「地震があってもびくともしなかった」という話です。きちんと丁寧に掛けられた作品は滅多なことには動じないようです(笑)。私はユトリロのパステル画が素敵だなあ~と思いました。個人的にミロの作品も好きなのでたくさん観られてよかったです♪



 他人の作品を観ると、こちらも頑張らなくてはいけないという意欲がもらえます。コロナのこと、ウクライナとロシアのこと、日本のこと、私を取り巻く環境が日々刻々と変化するなかですが自分という軸をしっかりもって、しなやかに暮らしていこうと思います。