国際女性デー



 いわゆる寒の戻りということです。一転して冬日にななりました。冷たい雨が降っています。わたしも仕舞いこんだはずのマフラーと帽子を出してホカロンをつけてアトリエに行きました。明日から週末にかけてはどんどん暖かくなっていくと言います。今日が我慢のしどころ?という感じでしょうか。



 今日は3月8日、国際女性デーです。1904年にニューヨークで行われた婦人参政権を求めるデモが起源となり国連によって制定された日です。今では女性のことだけでなくSDGsの活動にあわせLGBTの問題も含めた記念日になっているようです。



 SDGsの目標5にジェンダー平等を実現しようというものがあります。ジェンダーの平等なくしてはSDGsの達成はないということだそうです。一見自由のようなアートの世界ですが女性が活躍するのは大変でした(今でも?)。私の母校女子美術大学は女性の自立のために生まれた学校です。当時、絵の勉強をするというと東京芸術大学に入ることが第一歩でした。しかし、芸大は男性しか入学できませんでした。そこで女子美術大学が誕生するのです。女子美術大学は女性の美術教員を育てることを目的として作られた大学でした。女性が自立して生活するのに一番よい職業は先生だったのです。



 学生時代非常勤時代に、私はそんな時代のようすを写した写真をたくさん見ました。いわゆるハイカラさんの格好をした女性たちが絵筆とパレットを持ってモデルを描いているセピア色の写真です。着物を着て絵筆を握って大丈夫なんだろうか?とそればかり気になっていました(笑)。彼女達は絵を学べるということに誇りと喜びを感じているようでとても堂々と写真に写っていました。



 今でも差別はあります。差別を無くそう無くそうと意識するほどたくさんの差別が出てくるような気がしています。なんだか矛盾しています。そういうことをちょっと考えるだけでも今日という日がきっかけになればと思うのです。