奥多摩湖の雨



 不織布マスクの大きさが合わず色々試していたのですが、最近では大人用マスクのゴムをちょっと縛って調節するようになりました。小さめマスクだと耳がいたいし、大人用マスクだとガバガバという顔の大きさのようです。



 さてさて、大掃除もすんだし作品制作の続きです。年内に一定の区切りはつけたいと思っていますがどうなることやら?分かりません。今描いている作品は奥多摩湖を画題とした作品です。奥多摩湖の雨を描いています。山だと雨で霧が出ることが多くあります。私が奥多摩にいった初日もそんな霧雨が降る陽気でした。ですからあまり期待せずに奥多摩湖までバスに乗っていったのですが、そこには思っても見なかった美しい光景が広がっていたのです。



 まるで水墨の山水画をそのままもってきたような色のない世界でした。とても静かで雨の音もなく時間が止まったような感覚を覚えています。いつもなら紅葉の時期に入り黄色や赤の木々がちりばめられた奥多摩湖の別の顔を見ることができたのです。色といえば浮かんだブイや小舟だけ...それが幻想的なモノトーンの世界に現実味を与えてくれました。



 この世界をこのまま作品にしていきたいと強く思った風景です。いつもの作品に比べて色彩を抑え、幽玄な絵画世界を目指して描いてみたいと思います(*´∇`)。