冬木立



 日の出が遅くなってきました。私が起床する時間には朝焼けが少し見える程度です。少し前の空は強烈なオレンジと藍色のグラデーションでした。今は紺色の空と月、惑星のきらめきを楽しんでいます。今日は弓のように細い月がなんともはかなくきれいでした。



 このブログでもここのところ書かせていただいていますが、依頼された作品の制作が続いています。とてもありがたく、よいお客様と巡り会えた幸運を感じています。昨日、ご連絡いただいたお客様はもう何度か私の作品を気に入っていただいてる方です。以前も受注作品を描かせていただきました。笑顔の素敵な方なのでいつも元気をいただけます。今回は冬木立の作品を描いてほしいというご依頼です。最初はピンとこなかったのですが、お話を聞いてから冬木立のことを調べて見ているところです。



 私が描こうとも考えていなかった画題をいただけた気がしています。冬木立についてとても興味がわいてきました。私のイメージとしてはメタセコイヤの森が浮かんできています。冬の清らかな空気のなかスクッと立ったメタセコイヤ...さぞや美しいのではないかと想像しています。



 メタセコイヤはまだ紅葉の時期です。冬木立になるにはもう少し時間が必要でしょう。その間にどこの森が一番良いか?調べてもっとイメージを膨らませておこうと思いました。