久遠

 


 今日は秋分の日、秋真っ盛りということですが気候は一転して夏のようです。朝から暑くて体もちょっと驚いているような気がします。今日は作品を納めに銀座柳画廊にお伺いしました。



 銀座についてまずは知り合いの知り合い(結局他人?)が行っている展示会に行きました。通りは柳がなびいています。銀座の柳はとてもきれいです(*´∇`)。大きな力作揃いの展示会でした。そしてその足で柳画廊に向かいました。歩いて五分ほどしか離れていませんでしたがコンクリートの照り返しが眩しくて夏がまだ近くにいることを感じさせました。



 柳画廊では今巨匠たちの作品を掲げた大きな展覧会をやっています。ルノワール、ピカソ、藤田嗣治、カシニョール...様々な画家の本画、版画が展示されてとても見ごたえのある展覧会でした。私も作品をじっくりゆっくり見て勉強することができてとても充実しました。



 納めた作品は長くお付き合いしているお客様からご注文いただいた作品です。薬師池公園の大賀ハスを描いたもので、「久遠」という題名をつけました。「久遠」は仏教用語で過去も現在も未来もすべてを表した言葉です。とても壮大な言葉です。この言葉に負けないような心をもって作品を描き続けたい、そんな思いがつまった作品です(*´∇`)。