時代小説



 台風一過、素晴らしい秋晴れです。明後日は十五夜ということもあり大きなお月さまが見えます。虫の声もセミの騒々しさから鈴虫・松虫?などの鈴のような声に変わりました(*´∇`)。さてさて今日は油絵を描く下準備としてパネルに綿布を張る作業です。夏は暑い中お湯を沸かさないといけないので難儀ですが、こんな陽気なら作業もしやすくとてもはかどりました。



 最近時代小説を読んでいます。小さい頃から時代劇が好きです。TVでは水戸黄門に大岡越前、暴れん坊将軍など...勧善懲悪がすごく好きでした。今はそこまで分かりきった内容だとちょっと飽きてしまうのですが、市井物の江戸の市民を題材にした物は興味深く感じます。



 小説もそういった類いの人情長屋物をよく読みます。本で読むとTVと違って独特の言い回しがあってそれも面白いです。例えば「店」を「見世」と書いたり、ハンガーが「衣紋竹」だったりします。地名も信州とか武蔵の国とか当時の地名を使うので興味深いです。スッとその当時の世界に入っていける気がします。まだまだ緊急事態宣言が続いているこのシルバーウィークです。作業をしながら心の旅を楽しもうと思っています(*´∇`)。