パラリンピック最終日



 秋雨が続き肌寒い気候にちょっと辟易している今日この頃です。少し暑いとそれも嫌だし、寒ければ寒いでそれも嫌だし...わがままな性分です。パラリンピックも今日で終わります。閉会式までもう一息、様々な競技で楽しませてくれた選手の皆さんに感謝しています。


 
 今回のようなコロナ禍でなく、通常だとパラリンピアンの人々が街中に出て一般の人々と交流する機会があったという事を聞きました。それがなくなったことはとても残念なことだと思っています。オリンピックやパラリンピック、特にパラリンピックは障害を持った方とのふれあいがとても意義のあることだと思うからです。私を含め多くの人々は障害者と一緒に生活する機会に恵まれていません。ですからそういう方に出会ったときなんとなくぎくしゃくしている自分がいます。



 パラリンピアンと実際にあったり、その競技を体験したりすることで少しでもそのぎこちなさをなくすこと...それがパラリンピックのもうひとつの意義だと思うのです。コロナ禍は本当に困ったものです。命が一番大切といっても、心の栄養を得る機会が少なくなってしまった昨今です。せめて来年は本当にコロナを脱却して過ごせるようになればいいなあと思いながらパラリンピックを観ています。