SKY・爽快!



 一週間以上続いた豪雨もやっと終わりが見えてきたようです。昨日は久しぶりに青い空を見て夏の空気を味わえた気がします。太陽の匂いいっぱいのタオルケット、カラッとしているとはいえないけれど湿度の低い景色はやはり清々しいものがあります。これほどまでに雨が降る夏はあまり経験したことがなかったのでなおさら日の恵みが嬉しいです。



 雨が降ると一番困るのが作品の乾燥速度が読めなくなることです。普通のお天気ならば明日にはこのくらい、明後日にはこのくらい乾いているだろうと目星がたちます。じゃあ逆算して今日はここを描こう、明日はここを描こうとそれなりに進められます。雨が降ると乾かなくなるということではありませんが、なんだか乾燥が遅いような?でもそうでもない時もあって?とその場になってみないとわからないことが多いのです。気温+湿度の変化で油絵の具がどう乾い行けば良いのだか悩んでいるように感じています(笑)。



 「水と油」という表現があるくらいですから、この二つの相性はとても悪いのです。ですから高温多湿の日本では油絵の開発・発展よりも膠を使った日本画が発展したのでしょう。とはいっても日本画もカビに弱い点では油絵とそう変わりません。。日本に住む以上、カビや湿気との戦いがあるのです。



 話がややそれました。とにかく私は暑くても何でも青空が好きで太陽の匂いと光が大好きです。もう豪雨はたくさん。夏らしい天気を満喫できることをお天道様に願うばかりです。