地図を片手に



 季節が変わってくるのを肌で感じられる季節になってきました。日差しがだんだんと強くなり湿度の高い風が吹いてきます。それでも朝夕は涼しい風が吹くのが嬉しい今日この頃です。



 コロナ禍で外出が少なくなっていますがそれでも私は作品を描く題材を求めて近場の公園や庭園にいくようにしています。本当は北海道とか九州とかに行ければ良いなあと思うのですが...もう少しの我慢でしょうか。東京近辺でもたくさんの自然公園があり緑が豊かです。ですが...私は自他とも認める方向音痴で一人でいくのはなんとも心もとないと思われています。ですから家人と一緒にいったり、家人に行き先をレクチャーしてもらったりしながら散策に出掛けます。十分注意して乗る電車を間違えないように、いく方向を見失わないように出掛けます。



 それでも出先で迷うこともしばしばです。そんなとき今時なら携帯電話で検索して道を確かめるのでしょう。私も最初はそうしていました。しかし...携帯の小さな画面ではどこだか分からない。拡大したとたん目的地が目の前から消えてどこだか分からない。そんなことを繰り返していました。そこで最近はちゃんと地図をもって行くようになりました。地図で前もって位置を確認、駅につけばそこからのルートを確認しながら進むのです。



 そして地図を持っていると携帯電話を持っているよりも迷っていることが回りの人にもわかるようで、回りの方々からどこにいくつもりですか?と声をかけてもらえます。これは大きな発見で日本人は本当に親切で優しい人が多いのだなあと感じました。これからも地図を片手にえっちらおっちら、作品の主題を求め歩き続けるつもりです(*´∇`)