ゴールデンウィークからここ最近私はちょっとずつ本を読んでいます。ずーっとご無沙汰だった読書でしたが、またその魅力を再発見したといったところでしょうか。コロナ禍でNetflixやWOWOWなどの映像コンテンツが流行っているようですが、映像よりも自分のペースで楽しめる娯楽だと思います。
今読んでいる作品は、山崎豊子作品の「白い巨塔」です。何度もテレビドラマ化された作品です。私自身はドラマをほとんど観ていないので新鮮な気持ちで読んでいます。全五冊もある長編小説ですが読みやすいのでさくさく読めます。大阪が舞台なので大阪弁がたくさん出てくるのに最初違和感がありましたが、今ではそれにもなれました。
読んだ人には言わずもがななことと思いますが、医学界のしがらみとか序列とか、人の命の大切さと組織の秩序やそんたくがぐるぐるからまっていく展開がトントン拍子で進んでいきます。山崎豊子作品は昭和な風情が残る作品が多いのかなあ~?それとも今も医学界はこんなものなのかなあ~?とか考えながら読んでいます。