晴れたり雨が降ったり季節の変わり目は天気が安定しませんが、着実に桜のつぼみが膨らんで春が近づいているのを感じます。今年は桜の開花が早いという予想が出ていて、ちょうど個展の時期は満開の桜が見られるのではないでしょうか。花粉症ではないと思い込むことによって花粉に打ち勝っていこうと言うスタンスの私ですが、ちょっと今年は辛い...。洗濯物を取り込むときが一番辛い...です。
さてさて、YouTubeの仕上がりも気にしつつ今日はまた作品のご紹介をさせていただきます。今日の作品は「馬道」F10号、油彩画です。馬の道と書いてメドウと読みます。独特の読み方です。昔お殿様が場内に入り下馬する場所に行くまで馬に乗って通る道の事を指すと言うことです。
この作品は長崎県の五島列島に行ったときの風景を描いたものです。石田城別名福江城ともいいます。情趣は代々五島氏が勤める海城です。その場内にあったに本邸縁の一角にこの道はありました。県の史跡になっている城ですがそこまで観光地化されていない城跡です。なかには高校があって城壁の回りを高校生がランニングしていました(*´∇`)。今も日常に溶け込んだ場所です。
馬道も草が生い茂ってパット見それとはわからない場所でした。ですがそんな歴史があったのかと思いを馳せるとしみじみと意味深い場所のように思えて来るから不思議です。
「松沢真紀油彩画展- 光 lumiere -」
2021/3/24(水)~3/31(火) 9:30-20:30
※最終日は17時で閉場いたします。
丸善・日本橋店3階ギャラリー
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