作家の林真理子さんがギネスに認定されました。「同一雑誌におけるエッセイの最多掲載回数」が世界記録に認定されたということです。1983年から今年の7月2日で1655回...私が生まれてすぐ始まったということになります...気が遠くなるような大記録です!
エッセイというと何となく日常の事を書いているようなイメージですが、それを面白く読ませ続けることは大変なことだと思います。平凡な日常を常に作家の目で見つめ続け表現する文章を紡ぎだす。全くの門外漢な素人でも大変さが想像できます。それを35年以上...(@_@)。わたしが油絵に出会ったのは高校の授業でした。近くの公園に行って風景画を描くという課題に取り組んだのが始まりです。そこから約20年...生業として決めてからは12~3年くらいかしら?まだまだ遠く及びません。今もずっとあーでもないこーでもないと試行錯誤で描き続けているという感じです。気持ちの上でもそんなに高校生の頃と変わってないようなあるような...(^o^;)
ただ、発表するとなると話は別です。人の目がどう作品をとらえるのか?お客様の反応や会場の雰囲気をビンビン感じて展示中は毛の逆立った猫のような気分になっています。素人ながら林真理子さんもきっと文章を書くときは楽しくてもそれを発表し続けるのには相当の緊張があるのではないかと思いました。読者の手紙、市場での売れ行き、評論家や同業者の言葉...あるときは受け止め、あるときは聞き流し歩まれた末の記録だと思います。日本人として、一人の女性として、表現者としてそんな彼女を羨ましく誇らしく思います(*´∇`)