梅雨寒

 なんだか梅雨寒が続いて、いつになったらスッキリとした青空が拝めるのだろうか?と太陽が懐かしく感じます。政治は七転八倒、GoToキャンペーンも急転直下の変更劇でコロナが私たちを嘲笑うかのようです。私の住む町でもすぐそこで感染者が出たりしているので、ますます気を付けて過ごさねば行けません。いつもお盆には田舎に帰る習慣のある方はゴールデンウィークに続き今回も見合せる人も多いようです。私も絵の題材を見つけに色んな所に行きたいなあと思っていますが、天候も悪いしコロナもあるしで二の足を踏んでいます。そんな方も多いのではないでしょうか?

 この間、東京の小劇場で大きなクラスターが確認されて問題になっていました。観客が全国にいたらしく、色々な場所で二次感染に発展しているようです。会場の対策が不十分だったとのことです。他の演劇や劇場経営にも影響しているようです。画廊における展示でも自分に関係ないところでクラスターが起こったらどうなってしまうんだろうと思うととても恐ろしいです。銀座には多くの画廊がありますが、小さな画廊が地下にあるケースが多く当然換気を計算して作られたものではありません。私がお世話になっている銀座柳画廊はとても広い画廊で、換気できる窓がたくさんある会場を持っていますがそんな画廊はまれです。人がいっぺんに集まることはあまりありませんが、、それでも気を付けて対策を打たなければいけないのだろうと私は思っています。


 経済、文化、、それらを活発にすればするほど人との交流が増えることは必至のことです。政府に文句をいっても結局自分達がどれだけ考え対策をするかということにかかっていると思います。GoToキャンペーンがあってもなくても観光をする人はするし、しない人はしない。政治家がどんなに対策を呼び掛けてもマスクをする人はする、しない人はしない。非常時の時こそ、私たちの心が透けて出るようです。