家のベランダから

 主にどこかしらに取材に行って描いている私ですが、今回描いている作品は毎日見ている風景です。私にしては珍しく?人工的な建物のみが連なる住宅街、それと対比された夕焼け雲のグラデーションをテーマにしています(^∇^)

 ご覧になっていただければわかるのですが私はマンションの上層部に住んでいます。いつもここから外を眺め生活しているのですが一見なんでもない眺めにもいろいろな表情があって面白いものです。私の部屋より高い建物がないお陰でここから夏には花火、冬にはカノープス(運と天気が良ければですが...)を見ることができます。今回はお正月明けの清々しい空気のなかで美しい夕焼けを見ることができました。目が覚めるような美しい色と雲の流れ...表現できればと思っています(^∇^)



 カノープス(ウィキペディアより)→学名はα Carinae(略称はα Car読み方はアルファ・カリーナエ)。固有名のカノープス は、古代ギリシャ語の単語の一つで、紀元前2世紀頃にギリシャに伝わった後に翻訳されずに使われた Κανωβος という言葉に由来する。言葉自体にエジプトの影響が見られるとされる。2016年6月30日、国際天文学連合の恒星の固有名に関するワーキンググループは、Canopus をりゅうこつ座α星の固有名として正式に承認した。

カノープスは、トロイア戦争時のスパルタ王メネラーオスの船の水先案内人、操舵手の名に由来するという説がある。ストラボンやコノンの伝えるところによれば、トロイア戦争の後にヘレネーを連れて帰還する途中でメネラーオスの艦隊は難破してしまい、カノープスは辿り着いた先のエジプトで蛇に噛まれて死んだ、とされる。

日本では、房総半島の沿岸部での別名として「布良星(めらぼし)」という呼び名がある。布良は房総半島の南端にある漁港であり、この方向に見える星という意味合いがある。その他にも、南の空にちょっと上ってすぐ沈むので「○○○の横着星(○○○には、そこよりも少し南の地名が入る)」などの呼び名がある。