クリスマス色々

 ジングルがあちらこちらから聞こえてきます。明日はクリスマスイブ、明後日はクリスマス本番、皆さんはどうお過ごしでしょうか?私は子どもの時からあまりこういったイベントに興味がなくただご飯にケーキが出てくる夜、次の日の朝プレゼントをもらう。その際はサンタさんありがとう!っと信じているようないないような曖昧な気持ちで感謝の気持ちを述べる...といったものでした。その私がクリスマスを意識したのはパリに住んでいたときです。

制作中の作品
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 あちらはやはりキリスト教の地ですからパリ市をあげてお祝いをします。私の行っていたときはちょうどシャンゼリゼ通りのライトアップをLEDに変えたという年だったのでその話題も合間ってもー賑やかでした。町全体が沸き立つような熱気です!それとならんで、この年は東北で震災があった年でもありました。パリの人々は日本人のために、核の驚異を忘れないために、教会でたくさんの追悼ミサを行ってくださいました。

 フランス人は親日家が多く私もたくさんのフランス人に助けていただきながらパリでの日々を過ごしました。この年のクリスマスは私の人生で日本から一番遠い場所で一番日本を思ったクリスマスになりました。

 クリスマスは楽しいだけのイベントではない、日本にいるとわからない感覚だと思います。パリのクリスマスはわたしにひとつ学びを教えてくれました。