個展への道 in 銀座柳画廊

 個展の封筒が届いてからこっち、変な夢を見る日々が続いています。ちょっとづつちょっとづつ...現実感を持ってきた「松沢真紀展―四季彩―」。その変なプレッシャーが夢の原因なのでしょうか?

 夢の内容は大学受験の時のことです。作品の提出が間に合わない、作品を運ぶ便がない、作品が壊れた...そんな中あたあたする私の横でみんなはのんびりと笑いあっているという摩訶不思議な夢です。

 まあ自分が小心者なのは承知の上ですし時々こういうことがあったし、それほど気にせずに過ごすのがベストだと思っています。こんな自分と折り合いをつけつつ個展への不安を期待に変えて一日一日向かっていこうと思います。


 そんなとき、家に自分以外の人の気配があるというのはそれだけで救いになっているように思います。アトリエで一人で作業してから自宅で家人と話して気分を変えて...そのルーティーンが私の気持ちをリフレッシュしてくれます。

 今日ご紹介する作品は「思い出絨毯」F6号油彩です。ひたち海浜公園に行ったときのコスモス畑を描いたものです。ここはネモフィラの花畑やコキアの群生が有名な場所ですが、季節ごとに楽しめる植物があるようです。

 このときはコキアを見に行ったのですが意図せずコスモスが美しくそちらに目が行ってしまいました。広大なコスモス畑を感じていただけると嬉しいです。