日向薬師の彼岸花

 今年は台風と猛暑で農作物に大きな影響が出ているようです。前は聞いたこともなかった牛の夏バテ、中身の入ってない稲穂、、寂しくなるような話題です。私がここ2~3年毎年行っている日向薬師の彼岸花もいつもより一週間遅く満開になりました。秋分の日=彼岸花だったのがずれ込みました。

制作中の犬
制作中の犬

 時期になると臨時の直通バスも出るくらい伊勢原の名所である日向薬師は大山の麓にある田んぼです。所有者の方のご厚意で一般人にも畦道を解放してくれています。稲穂の黄色と彼岸花の赤がとても美しいところです。

 それだけではありません。ちょうどこの時期は収穫した稲穂を干す時期に当たっているようで、棹にぶら下げられた藁葺き屋根に似た稲や刈った後の残る田んぼなども見ることができます。

 ここをずーっとずっと上っていけば大山の見晴台まで続いているということです。ですがけっとこうな急勾配をいかなくてはならず私には到底無理...( ノД`)…とりあえず途中のキャンプ場辺りまで散策しました。


 名所が多く(伝)大友皇子の墓や北条政子も歩いたという日陰道などもあります。この日はちょうど稲穂を燃す作業に出会うことも出来ました。今日はまた台風が来ているということ、ちょっとだけ見えた秋の空気を活用して実りある取材ができました(^∇^)