動物好きです。

 動物をみるのが好きで、関連したテレビ番組をよく見ています。最近は犬猫の可愛らしさを全面に出した番組も多いですが、それよりは生き物の生体の秘密の解き明かすような番組の方が興味深く感じられます。この間、ハシビロコウというコウノトリの仲間を扱った番組をみました。

 ハシビロ=クチバシが広いという意味でその名の通りペリカンのような大きなクチバシを持つ130cm位の大型の鳥です。頭が大きく、これで飛べるのかしら?と疑いたくなるような鳥です。大きな魚をとるために十時間以上もジーっとして浅瀬を睨み付けます。まばたきもせずじっと集中して僅かな水面の変化を見逃しません。


 その集中力をとても羨ましく思います。私も集中力はある方ですが、やはり半日以上も続けるとそのあとへとへとで、なんにもできなくなってしまいます。肩も凝るし、喉もカラカラですΣ(ノд<)


 野生のすごさをみるにつけ、人間は文明の発達と共になくしたものの大きさを考えてしまいます。本能で生活していた時代にはきっと人生で迷ったりすることなくDNAに刷り込まれた規則に従い生きていけたのでしょう。


 私は何時も右往左往しながら制作しています。心配症だから尚更です。こんなんで大丈夫かなあ~、ああもっと才能があればなあ~とか色々考えながら描いています。そしてドキドキしながら展示しています。その反省や思いが次の作品に繋がるのですが...。もっと大きく構えて、悠然とした心で描けたら...無い物ねだりはつきません。