また欲しくなる絵画

 いい絵だなあ~と思っても、一度見たらもういいやと思う絵、また観たいなあと思う絵、買いたいなあと思う絵、もう一度買いたいなあと思う絵。色々あるねという話をしました。その違いはなんだろう?どこにあるのだろう?何時も頭にあって、問いかけながら制作しています。

 一度の展示会で大成功を納めた人でも、2回3回とやっていくうちにまたかあ~となっていく作家も多いと言うことを聞きました。そうなると会場側、お客様も作家自身も辛いというから困ったことです(泣)。作家が悩んで悩んで停滞していればまだ良いのですが、1回の成功に甘んじて、成長を怠ったり会場やお客様のせいにしたりするようになったら手がつけられないと言います。


 やはりどの作家も、やる都度都度に反省し、次を目指すという姿勢がなければいけないと思います。そしてもちろん画廊の方や家族、知人にも協力していただきながら今できる一番を目指すことが必要だと思います。


 ...と偉そうなことをいっていますが、私はどうなのかなあ~と考えると今一つ自身がないのです。どこかに怠け心や、いい加減な自分がいる気がして不安になります。


 新しい展示では新しい私、成長した私を見せたいと思います。2019年、今年は今年の私をと、心に誓う今日この頃です。