文化講座準備

 1月21日から3回に分けて相模大野にある大野公民館で、模写を通し画家の一生と作品を考える文化講座を行います。今年で5回目、さまざまな画家を取り上げてきました。今回はマネです(^^)

 これはその講座のために描いた「草上の昼食(部分)」です。マネの中でも五本の指に入る作品で、当時サロンの落選展で展示されたこの作品を人々は破廉恥なものとして批判しました。その後この絵は印象派のさきがけとしてシンボル化し、のちにはピカソやセザンヌの作品に大きな影響を与えています。

 

 これは一般の人向けの講座なので模写といっても油絵ではなく、パステルを使って行います。毎年のことですが同じものを見てもみなさん違った作品が出来上がります(汗)でも模写はその画家に親しむきっかけにしか過ぎません。それを通して画家に親しみ、自らも自発的に美術館に通ったり、図書館で調べたり、、、そんな人が増えていけばうれしいと思っています。

 

 講座はいつも緊張してしまいますが、それが顔に表れないタイプらしいので助かっています。今回はどんな方々が受講にいらっしゃるのでしょうか?楽しみにしながらの下準備です(^^)