同じものを描いても、画家の視点によって作品はガラリと変わります。それはその人の絵画世界ということになのでしょう。それはアーティストという概念が生まれると同時に大切になった言葉です。
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画家が職人と区別されたのはいつからなのでしょうか。アルティザン(職人)とアーティストは昔は同一視されていました。そもそもArtは芸術のことで芸をする術(技)を持った人をアルティザンと呼んでいたわけです。それからアーティストというものが分かれていきました。昔パトロンの注文で作品を描いていた画家たちは自分がアーティストであるという意識はなかったように思います。職人として、その分野の一番を目指し切磋琢磨していた人達だったのではないでしょうか。
アーティストは、この世界を人とは少し違った視点で見られる人がそれを表現し人々に提示する人という感じがします。普段見落とされがちなものに光を当てその魅力を表現できるように作品を作っている人のような気がします。
私はいつも見ている景色や花や物をモチーフに私の世界を描きます。世界ってこんな風に見えるんですという事を、見てもらいたいからです。それを伝えられるように術を磨き、精進していきたいと思うのです。
※作品はポストカード大です。
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