中秋の名月

昨日は十五夜、中秋の名月でした。少し雲があったけれど、ぽっかり浮かんだ月が綺麗に輝いていました。私の作品でもよく登場する月。中秋の名月と仲秋の名月…どちらが正しいのか?ちょっと調べてみました
 先ずは「中秋」という言葉ですがそのまま秋の真ん中という意味があるようです。旧暦の8月15日にあたります。今年は昨日10月4日ということです。次に「仲秋」ですが、昔は1〜3月の真ん中2月を「仲春」、4〜6月の真ん中5月を「仲夏」、7〜9月の真ん中8月を「仲秋」、10月〜12月の真ん中11月を「仲冬」と言っていたとのことでした。ですから「仲秋の名月」は「8月の名月」ということになり、8月15日を指すものでは無いようです。 ですから、十五夜その日1日を指すのであれば「中秋」が適当なようでした。私も初めて知って「なるほど〜」と頷いてしまいました。
 私の作品の中の月は昨日の月と同じように輝いているだろうか?そんなことをちょっと考えた日になりました。
 ※作品はF0号(140×180mm)です。