飼い猫と野良猫

 道を歩いている猫の中にもまれに飼い猫が混じっています。首輪をつけているのですぐにそれとわかりますし、それ以外にもちょっとした違いがあるということがわかりました。

 飼い猫はあまり逃げません。逃げてもちょっと離れてこちらを観察します。毛並みもとてもきれいで、ちゃんとトリマーによってカットしていることが良くわかります。翻って野良猫は、脱兎のごとく逃げるか、(餌付けされている野良猫は)擦り寄ってくるかです。毛も伸び放題!黒い毛並みが日で茶色くあせてしまっていたりします。

 

 私の家の周りにいる野良の一匹は、片目が白濁していました。きっともう見えていないのだと思います。。こちらに気づくとすぐに逃げてしまいます。やせて、毛のつやもなくちょっと悲しく思います。この作品の猫は飼い猫だったようでした。顔も精悍で体も品よくふっくらしていました。朝の散歩でしょうか?近所の家の室外機の上で休んでいました。