夏を感じて

 小さな虫や、面白い植物、変わった形の雲、夕日…自然を描くせいかそう言ったものを見つけるのが得意です。「本当に目が良いねえ。」と感心されることもしばしばあり、ちょっと自慢です(^-^)
 例えばこんなもの達。夏になって一段と昆虫の姿を目にする機会が増えました。黒い蝶々が風から身を守る為にエントランスの扉の陰にいました。金網近くの野いちごにカミキリムシが、おはようと挨拶していました。そんなものを見つけるとちょっと幸せな気分になります。1日が良い気分でスタートできます。

 私が小さな生命を描くのもそのためです。作品の中から小さな幸運を見つけてちょっと幸せな気分になって欲しいのです。絵はそう言った物質的ではないけど大きな幸せを運ぶ力があるものだと信じています。その力を感じられる作品を作っていきたいのです。