AIと表現

 今日ラジオからAIのことについての特集が聞こえてきました。AIに将来取って代わられる業種として事務職はもちろん税理士、弁護士など知識に基づいた分析を必要とする職種なども挙げられるそうです。AIに小説を書かせれば一次突破は確実になってきているとも聞きます。絵画の分野でもすでにAIはレンブラントの新作が描ける?とのこと。贋作者は廃業です(^ ^)
 では私のように絵を描く人はどうなるのかしら?と考えていました。芸術を芸術として愛する人は何を持って作品を見てそれの価値を見出すのかしら?とも考えていました。私自身他人の作品を見る時、その作者の人間の仕事に感動するという感覚で見ているような気がします。
 「こんな事が人間にできるのか!」とか「こんな色が人に作り出せるのか!」とか人の手業の正確さ、美しさに感動するのです。同じことをもしAIが出来たとしてそれに私は感動するだろうか?と想像しました。きっと感動しないだろうな〜と思いました。「機械だから出来て当然。」と冷めた目線で見てしまうような気がします。(最初は物珍しいかもしれないけど…)こう思うのは私が絵描きだからでしょうか?そうであってほしいと思うからでしょうか?

※作品はSM(227×158mm)です。