絢爛

 漂う桜の香りを思い出しながら、作品を描いています。アトリエから望む桜はまだまだ二分か三分咲き、この寒さでは無理もありません。
この絵を描き進めてきてだんだんわかってきたことは桜を描く事は本当に難しいということでした( ̄▽ ̄)1つ1つの花を描いてもその霞のようなふんわりとした桃色の空気を表現できないし、かといって霞を描くということに焦点を当てすぎるとぼんやりとした真っ白な作品になっていってしまいます…。

 昔から桜を描く画家が多いのはこのように画家にとってとても難しく取り組みがいのある画題だからなのではないでしょうか?私にとってもやりがいのある作品になりそうです^ ^
 ※作品はF10号(45.5×53.0mm)です。